Pythonで整数・小数を判定する | プログラミング学習 初心者向け入門ガイド

ホーム › >>

Pythonで整数・小数を判定する

記事掲載:https://laptrinhcanban.com/ja

Pythonで整数・小数を判定する方法を説明します。この記事を通じて整数・小数の判定する方法と、n以下の整数の和を調べる方法をを学びましょう。


Pythonで整数・小数を判定するには以下の3つの方法があります。

  • 組み込み関数isinstance()を使用して整数・小数を判定
  • メソッドis_integer()を使用して整数・小数を判定
  • math.ceil()とmath.floor()を使用して整数・小数を判定

Pythonで整数・小数とは

Pythonで整数・小数の概念は私たちがよく使用するものと似ています。

整数には、自然数 (1、2、3…)、負の数 (-1、-2、-3…)、および 0が含まれます。
私たちがよく使用する通常の数は、整数と呼ばれます。

小数は整数に10進数を加えたものです。たとえば、1.0、5.2、-9.687、3.14159などの数値です。小数には整数も含まれます。
つまり、小数部分を含む数を小数と呼びます。

Pythonにおける整数は正確な値で表すことができますが、Pythonでの小数は浮動小数点として表されます。つまり、小数を正確な値で表すことはできませんが、小数点以下の文字数を切り上げまたは切り捨てて表すことができます。それぞれは異なる値で表します。

組み込み関数isinstance()を使用して整数・小数を判定

isinstance() 関数は、指定された数値が整数かどうかを判定します。
次の構文で isinstance() 関数を使用します。

isinstance(num, type)

上記のnumとは判定したい数値であり,typeとは確認したい型である. typeはintまたはfloat で指定できます。

isinstance() 関数は、指定された数値が指定されたtypeである場合にTrueを返し、そうでない場合にFalseを返します。

数値の型は組み込み関数type()で取得できます。

i = 6
f = 6.78

print(type(i))
print(type(f))
# <class 'int'>
# <class 'float'>

次のように isinstance() 関数を使用して、これらの数値が int または float であるか確認できます。

i = 6
f = 6.78

print(isinstance(i, int))
# True

print(isinstance(i, float))
# False

print(isinstance(f, int))
# False

print(isinstance(f, float))
# True

注意点として、整数が数値などの小数部分で書かれている場合、 isinstance() 関数はこれを小数として扱うことに注意して下さい。

例えば:

print(isinstance(1, int))
# True


print(isinstance(1.00, int))
# False


print(isinstance(1.00, float))
# True

このようなタイプの数値で整数をチェックするには、次の次の方法が必要です。

メソッドis_integer()を使用して整数・小数を判定

is_integer() はfloatデータ型の組み込みメソッドであるため、任意の小数が整数かどうかこのメソッドで確認できます。

小数には有理数と無理数が含まれており、整数もそれらの部分集合です。したがって、一つの小数は整数かどうか確認することができます。

Pythonでis_integer() メソッドを使用して整数をチェックする構文は次のとおりです。

f.is_integer()

上記のfは整数・小数を判定したい数値です。

is_integer() メソッドは、指定された数値が整数の場合はTrueを返し、そうでない場合はFalseを返します。

具体例:

f1 = 1.234

print(f1.is_integer())
# False

f2 = 100.0

print(f2.is_integer())
# True

math.ceil()とmath.floor()を使用して整数・小数を判定

Pythonでの整数は正確な値で表すことができますが、小数はさまざまな値に切り上げまたは切り捨てることができます。

この特性を使用して、指定された数値の切り上げと切り捨ての結果を比較し、これらの値が等しいの場合、指定された数値は整数になります。

math モジュールで最大 2 つの関数を使用する必要があります。math.ceil() 関数を使用して切り上げを行い、math.floor() 関数を使用して Python で数値を切り捨てます。

そして、次のようにPythonで整数・小数を判定関数を作成できます.

import math
def check_prime_number(n):
#flag = 1 => 整数
#flag = 0 => 小数

flag = 1;
if (math.ceil(n) != math.floor(n)):
flag = 0;
return flag;

この関数を呼び出し、Pythonで入力された数値が整数かどうかを判定しましょう。

import math
def check_prime_number(n):
#flag = 1 => 整数
#flag = 0 => 小数

flag = 1;
if (math.ceil(n) != math.floor(n)):
flag = 0;
return flag;

n = float(input(">> 数値を入力ください: "))


check = check_prime_number(n);

if check == 1:
print(n," 整数である")
else:
print(n," 小数である")

小数と整数の両方を入力してチェックできるように、キーボードから入力する数値は小数として取得する必要があることに注意してください。

入力画面と整数小数判定結果は次のようになります。

>> 数値を入力ください: 1.11
1.11 小数である

>> 数値を入力ください: 1
1.0 整数である

>> 数値を入力ください: -1.234
-1.234 小数である

配列にある整数の和を調べる

上記の方法を使用すると、 Pythonで配列にある整数の和を算出できます。

Pythonで配列にある整数の和を調べるプログラムの例を次に示します。

import math
def check_prime_number(n):
#flag = 1 => 整数である
#flag = 0 => 小数である

flag = 1;
if (math.ceil(n) != math.floor(n)):
flag = 0;
return flag;

nums = [5, 4.1, 7.2, 2, 8.9, 7, 3]
total=0
for i in nums:
check = check_prime_number(i)
if( check == 1 ) :
print(i)
total += i
print("配列にある整数の和:: ",total)

結果:

5
2
7
3
配列にある整数の和:: 17

まとめ

上記でKiyoshiはPythonで整数・小数を判定する方法を説明しました。レッスンの内容をよりよく理解するために、各例文を練習をしてください。

そして、次のレッスンでPythonついてもっと学びましょう。

URL Link

https://laptrinhcanban.com/ja/python/nhap-mon-lap-trinh-python/so-trong-python/kiem-tra-so-nguyen-so-thuc-trong-python/

この記事は役立つと思ったらいいね!とシェアをお願いします
">

ホーム  › >>

Profile
きよしです!笑

Author: Kiyoshi (Chis Thanh)

Kiyoshi was a former international student in Japan. After graduating from Toyama University in 2017, Kiyoshi is currently working as a BrSE in Tokyo, Japan.